前回の集客ブログのメインキーワードを決定する2つのポイントを参考にメインキーワードが決定したとします。
ここまでできたら、ようやくブログ作りに入れます。
まずブログ作りで大切なのはブログのタイトルです。ブログのタイトルはいわば「お店の看板」のようなもの。どんなブログなのかを表現している必要があります。
実際の店舗であれば、看板以外にも店の作りや雰囲気、中の様子なども、なんとなく外から見えることが多いですが、ネットの世界においては、実際のサイトに訪問するまでその詳細はわかりません。
つまり、お客さんはWEB上に掲げられた看板(=ブログのタイトル)のみを頼りに、そのブログに訪問するかどうかを決めるわけですね。
看板づくりを失敗するとWEBからお客さんは来てくれない。だからこそ、慎重に決める必要があります。
名前を入れたブログタイトル
時々見かけるのが、
「Miccoのハッピーブログ」
みたいなブログタイトルです。(※実在してたらごめんなさい。。)
これ見るときっとMiccoさんという方が書いてるブログなんだろうな?ってことはわかります。
でも、何を書いてるブログなのかは不明です。単なる日記かも知れません。
しかもMiccoって誰?・・・って感じですよね。
有名人・芸能人ならまだしも、それ以外の一般人が自分の名前やペンネームをブログのタイトルに入れても、このように「え、誰?」で終わっちゃいます。
名前をブログタイトルに入れる人の傾向は、
・目立ちたいと思っている人
・ブログに名前を入れるのが常識と思っている人
のどちらかです。
1は別にそれでもいいのですが、2であれば、それは完全に勘違いです。ブログに自分の名前を入れる必要なんてありません。
ただ、将来的に「名前を売る」商売の人は、名前を入れておいてもいいですね。そうじゃなければ基本的に自分の名前を入れる必要はないです。
ブログタイトルに絶対必要な要素
ブログに訪問するかどうかの決め手となるブログタイトル。そんなブログタイトルには、
「このブログはこんなブログですよ!」
という情報が簡潔にまとまっていなければなりません。
先ほどの、
「Miccoのハッピーブログ」
みたいに、何のブログなのかわからないタイトルになってしまうと、誰もお客さんは来てくれません。
そうならないために必要な要素が
「メインキーワード」
です。
前回の講義内で決めたメインキーワードを必ずブログのタイトルに含めるようにしてください。
そしてそのメインキーワードとセットで「サブキーワード」もタイトルに含めていきます。
ブログタイトルに含めたいサブキーワードとは?
サブキーワードとは、メインキーワードにつけ足して使う言葉です。このサブキーワードには「対象者を絞り込む」という役目があります。
例えばですが、「アロママッサージ」の店舗を経営している場合、単にアロママッサージやってます、というだけでは特徴が伝わらないですし、他のライバル店と差別化ができません。
当然ライバル店が強いところであれば、お客さんは全てそちらに取られてしまいます。
そこで考えるべきなのがサブキーワードです。
サブキーワードを使うことで自分のサービスの特徴を前面に出すことができるため、他との差別化をすることができます。
また地域を指定するサブキーワードを入れることで、その地域のお客さんを集めることができるようになります。
サブキーワードの事例
では具体的にどのようなサブキーワードをタイトルに入れればいいのか?その一例を挙げてみたいと思います。
対象の年齢・性別など
例えばピアノ教室であれば、
・大人専用
・3歳からスタート
・男の子だけの
こういうサブキーワードが入っていると、そのピアノ教室の対象者と特徴がはっきりしますよね。
仮に3歳の娘さんを持つお母さんがいるとした場合、単に「○○ピアノ教室」という看板があるより、「3歳からスタート…」と書かれていた方が、なんとなく安心して通わせることができそうな気がしませんか?
もちろん複数の対象者をブログのタイトルに入れてもOKです。ただし、ごちゃごちゃしすぎたり、長すぎたりするとNGになる(※ここの詳細は後述)ので、特に力を入れたい顧客層に絞るなどの工夫は必要です。
対象地域
全国対応ではなく、地域のお客さんに来て欲しいという場合は、ブログタイトルで地域を限定してしまうといいでしょう。
例えば、
・○○県
・○○市
・○○町
という具体的な都道府県・市区町村名をサブキーワードとしてブログタイトルに入れておきます。
例)大阪市のピアノ教室
こうすることで、その教室やサロンに通える範囲の方をターゲットにすることができます。またこのように地域を限定した方が、ライバルの数も減ることになるので、結果的に検索エンジンでも上位表示されやすくなります。
都道府県や市区町村以外にも、最寄りの駅やバス停などをサブキーワードにしてもかまいません。
特徴(独自のウリ)
「特徴=独自のウリ」をサブキーワードとしてブログタイトルに入れ込むのもいいですね。
先ほどピアノ教室で例に挙げた
・大人専用
・3歳からスタート
・男の子だけの
これも独自のウリにはなると思います。他にも、提供サービスではなくサービス提供者の
特徴を前に出して、
・指導歴20年
・○○大会優勝
・××資格認定講師
のような、いわゆる「肩書」を含めてみるのもいいでしょう。
あとは、
・3ヶ月で
・1ヶ月¥3,000
・駅から1分
など「数字」を使って特徴を目立たせることもできます。
ブログタイトル作りのルール
サブキーワードが決まったら、メインキーワードとサブキーワードを含めてブログタイトルを作ります。
何度も伝えているように、ブログタイトルは看板ですから、その看板を見て、
「あ、このブログの記事読みたい!」
と思ってもらえるようにしなければなりません。
ただもう一つ重要なのが、読みに来てくれる「人」に対してだけではなく、「検索エンジン」にもきちんと伝わるものではないとダメってことです。
検索エンジンにブログタイトルを正しく理解してもらえなければ、検索からお客さんを集客することはできません。
そのためのルールとして、
・タイトル全体の長さはは最大32文字まで。
・大事なキーワードはタイトルの前方に。
・クリックしたくなる魅力的なタイトルに。
この3つは最低限心がけてください。
あとは起業女子の方がたまにやっちゃう、「記号」や「顔文字」がいくつも入ってるタイトルはよくないですのでやめましょう。
このあたり、ブログタイトルの付け方については、「無料SEOセミナー」という無料の動画講義でも解説していますので、初心者の方はそちらを見てもらった方が良いかなと思います。
今日のまとめ
今回はブログタイトルの付け方について触れましたが、アメブロを見てると、全体の8割以上は、訪問者や検索エンジンを意識したタイトル付けができていないなと感じます。
個人の日記レベルであればいいのですが、集客につなげたい!と思うのであれば、一度ご自身のブログのタイトルも見直してみてください。
ブログタイトルはブログの看板!メインキーワードとサブキーワードを入れつつ、検索エンジンにもきちんと伝わるものにしよう!(ルール参照)