ブログを作って、いざ記事を書き始めると、いろいろな疑問に遭遇することがあると思います。今回はブログ初心者からよくいただく記事の「文字数」と「更新頻度」に関する質問とその回答についてまとめましたので、参考にしてください。
1記事あたり何文字書けばいいか?
ひとつの記事は何文字書けばいいのか?という質問です。実はこの予備校に寄せられる質問の中でも1,2を争うのがこの質問ですね。個別指導を希望される方も、とにかくこの文字数は気になるようで、記事の話をすると必ず最初に聞かれます。
同じような質問と回答は、インターネット上のありとあらゆるところに掲載されています。そして検索が好きな方は、そういうのをくまなく読んでいきながら、「あること」に気づくわけです。
そのあることとは、
「みんな言ってることバラバラじゃん・・・」
ということですね。
Googleは回答を教えてくれない
それもそのはず。「何文字書けば検索の上位に出ますよ」という回答を、Googleが教えてくれていないからです。
もうちょっとツッコんで言うと、実はその答えをGoogle自身も分かっていないんですね。
なぜなら、キーワードやライバルの状況、また記事の質によって、その答えが変化するからです。
ライバルがいないキーワードだったら、少ない文字数で上位表示することができるかも知れません。他にそのことについて書いている人がいないなら、内容だって、大したことを書いていなくても大丈夫かも知れない。
でも、すごくライバルが多いテーマやキーワードについて書く場合などは、それなりの文字数で、それなりの質の内容じゃなければ上位表示されることはありません。
だから今回の質問に関する正しい回答としては、「ケースバイケース」なんですね。
何文字書けばOK、って一言で答えられるものではないということなんです。
ただそれだと質問者は納得しないので、回答する側の人は
「最低でも1000文字くらいですかね?」
「最近だと3000~4000文字は必要ですね。」
「1段落を200~300文字くらいで意識してみましょう。」
などと「適当に」答えているんですね。
適当な答えになるのは、これ!といった答えがないからです。
「〇文字書けばOK!」の言いきりは危険
しかしながら・・・
中には、
「〇文字書いておけば大丈夫ですよ!」
と自信満々に言い切っているコンサルタントもいるようです。
こういうのは反対に危険ですから注意した方がいいですね。
確かに初心者の方にとっては、「〇文字でOK!」と言い切ってもらった方が安心ですし、そういう人の方が何となく頼りになるように見えます。
ただ現実は、先ほどお伝えした通り、必要な文字数なんてケースバイケースなわけですから、言い切れる方がおかしいわけです。
じゃあなぜその人は言い切るのか?本当に自信があるからなのか?
そうではないですね。そうやって言い切った方が、自分のコンサルのお客さんになってくれる人が増えると考えているからです。
初心者の方は先のほどの現実をしらないわけですから、言い切ったところで、それが「適当な回答」だとは気づきません。だから言いたい放題です。
ですので、こういう文字数言い切り型のアドバイスをしてくるコンサルタントには注意してくださいね。
結局何文字書けばいいの?
ケースバイケースで明確な回答が存在しないというのが現実だとしても、やはりある程度の目安は欲しいと思うのが初心者の心情だと思います。
ここまでお伝えしてきたように「こんなときは〇文字」と完全に回答することは難しいですが、ある基準別の目安文字数というを提示することは可能です。
その基準とは「記事の目的」です。
ここで言う記事の目的とは、前回の講義で解説をした、
1.集客用のための記事
2.ブランディングのための記事
3.既存顧客のための記事
という3つのことを指します。
このうち、どの目的で書く記事なのかによって、必要な文字数の考え方は異なります。
もちろん目的だけで文字数が決まるわけではないのですが、一つの簡単な目安や考え方は知っておいてもいいと思います。
これについてはこちらのQ&Aの方で回答していますので、ぜひご覧になってみてください。
記事の更新頻度は毎日の方がいいのか?
文字数と同じくらいよく聞かれるのが記事の更新頻度についての質問です。
「毎日じゃなければならないのか?」
「1日置きじゃダメか?」
「3日書かなければ、また最初から?」
など、途中で書くことを辞めたら、これまでのがんばりが無駄になってしまうのでは?と不安になられている方からの質問が多いような気がします。
この質問に対しても、正直「正解」はありません。
これまたケースバイケースだからです。
文字数の場合もそうですが、一つの目安はライバルブログだと思てください。
ライバルブログを更新頻度のヒントにする
ライバルブログを運営している人が毎日更新しているなら、自分も毎日更新した方がいい、と捉えてくださいということです。
もちろん「そうしなければならない」ということではありませんが、ライバルがそれだけがんばっているのですから、そこに勝ちたいなら、それくらいの努力を惜しんではいけませんよね。
じゃあ特にライバルらしいライバルがいなかったらどうするか?
そんな場合でも、あなたのブログがまだ検索エンジンに評価されきっていないのであれば、なるべく(毎日とは言いませんが)更新頻度は多い方がいいでしょう。
また今はライバルがいなくても、将来的にライバルが参入してきた場合、あなたのブログが適当なブログであれば、あっさりと追い抜かれてしまうという可能性もあります。
ですから、いずれにしてもなるべく多く更新しておく方がいいですね。
1日に何度も更新した方がいい?
時々、
「芸能人みたいに、1日にたくさん更新した方がいいんでしょうか?」
という質問を受けることもあります。
これについては、
「できるならやった方がいいです。」
という回答になります。
実際には1日に何回もとなると時間的にも大変でしょうし、一気に書き過ぎると、今後の書くネタが尽きてしまうかも知れません。
それでも更新頻度が増えればそれだけ露出は多くなりますから、書けるなら書いた方がいいという回答にはなります。
ただし1日に複数回更新する場合は、ある条件があります。この条件を満たせる場合のみ1日複数回の記事更新をやった方がいいです。
その条件とは何か?
それついてはこちらに書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
文字数や更新頻度を気にする人の特徴
さて最後に、今回のような文字数や更新頻度を気にする人の特徴について書いておきます。
基本的にですが、
「何文字書けばいいですか?」
と聞いてくる人の大半は、
(なるべく少ない文字数の方が助かるな・・・)
と心の中で思っています。
また、
「更新頻度はどれくらいがいいですか?」
と聞いてくる人の大半は、
(なるべく更新しないで済む方がいいな・・・)
と心の中で思っているでしょう。
みなさん人間ですから、なるべく「楽をしたい」と思うのは当然です。
ちょこっと記事を書いただけでお客さんが来てくれたら、どれほど楽か。
たまに記事を書くだけでお客さんが来てくれたら、どれほど楽か。
ただ現実問題、そんな甘い気持ちでビジネスが成功するはずはありません。
ブログ集客で失敗する人の多くは、こういうビジネス視点が欠けている方が多いです。
趣味の延長上みたいな感覚でやっちゃってる人たちですね。
でも、それだと「たまたまうまくいく」ときもあるかも知れないですが、長期的に見た場合には必ず失敗します。
楽したいと思いながらやってる人と、本気でビジネスとして成功させたい!と思ってやっている人とでは雲泥の差が出ます。
本気のライバルがいる市場では、甘い気持ちのままでは絶対に勝てません。
だからこそ文字数も更新頻度に関しても、
「楽したい」
という発想を捨て、
「ライバルに負けないようにがんばる」
という視点で考えていく必要があるわけです。
そういう視点を持てるようになると、基準が全て「ライバル」になります。
「何文字かけばいいかな?」
「どれくらいの頻度で更新したらいいかな?」
という疑問を持つ必要がなくなるんです。
なぜなら、その答えを全てライバルが教えてくれるわけですから。
ただもちろん、ブログ初心者の方にとっては、自分のライバルがどこにいるのか?またそのライバルのどこを見ればいいのか?と迷われるかも知れません。
そのような迷いは、この予備校で実施している「無料ブログ診断」を受けてもらえれば一気に解消すると思いますので、スッキリしたい人はぜひご利用ください。
今日のまとめ
今回は予備校に寄せられる質問の中でも代表的な「文字数」と「更新頻度」についてお話をしてきました。
結局のところこれらはライバル次第、ケースバイケースとなるのですが、文字数に関してはこちらにある程度の目安を掲載しましたのでぜひご覧ください。
記事の文字数も更新頻度にも明確な答えは存在しない。ライバルに負けないことを意識して記事を書こう!